【おもしろ資格】チョコレート検定とは?受験料や合格率は?

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どうも、チョコレート大好きなまっちゃんです。

チョコレートが好きすぎてチョコレート検定という資格を取ることにしたので、

チョコレート検定とは何か?全貌をまとめました。

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チョコレート検定とは?

チョコレート検定とは株式会社明治(meiji)が主催する検定試験です。

 

明治グループ創業100周年と明治ミルクチョコレート発売90周年を記念して作られたチョコレート検定は、2016年の9月に第1回目が開催されています。

 

1916年に明治製菓株式会社の前身である東京菓子株式会社が設立されたのが1916年。2016年でちょうど100周年となりました。

meijiは大正時代からできた歴史ある企業なんですね。

 

 

チョコレート検定ができた理由や試験の目的として、

チョコレートの主原料であるカカオの生態やチョコレートの製造法、チョコレートを取り巻くストーリーなど、さまざまな知識を取得し、

自分と自分が所属するコミュニティにチョコレートの世界を広げることができる人

という目安があります。

[引用]チョコレート検定とは

 

チョコレート検定の受験資格は「チョコレートが好きな方であれば、どなたでも試験を受けていただけます」と記載されています。

資格試験を受けるにあたって必要な資格や前提知識、実務経験などはいらないので、チョコが好きな人だったら誰でも受験できます。

 

チョコレート検定のレベルと出題形式、合格率は?

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チョコレート検定は3つのレベルに分かれています。

・初級:チョコレートスペシャリスト

・中級:チョコレートエキスパート

・上級:チョコレートプロフェッショナル

2018年の試験までは初級と中上級の2レベルだけでしたが、2019年から上級が追加されました。

 

チョコレート検定の問題はすべてマークシート形式で出題されます。

4択のマークシート形式で、記述式の問題はありません。

 

どの級も試験時間は60分で、1問1点の合計100問が出題されます。

 

上級にはテイスティング問題というのが用意されていて、試験を受けながらチョコレートを食べることができます🍫

60分の間にチョコレートを食べて、通常の問題とテイスティング問題に回答する必要があります。

 

2019年のテイスティング問題はmeiji THE Chocolateが参考教材です。

上級を受験する人の元には、7月末にmeijiから試験勉強用のチョコレートがクール便で送られてきます。

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送られてきたのはmeiji THE Chocolate 6 COLLCTIONS

明治のザ・チョコレートを参考教材として、風味などに関する問題が出題されます。

 

合格基準は、

・初級と中級:正答率70%以上

・上級:正答率80%以上

です。

 

気になる平均合格率は、

・初級が90.8%

・中級が70.5%

です。

 

上級は2019年の試験が初めてなのでこの記事の作成時にはまだ合格者がいません。

できたばかりの資格ということもあって年度によって合格率が大きく変わる可能性もあります。

 

1年に1回しか開催されないので、試験に落ちた人やさらに上の級を受験したい人は来年まで待たなければいけません。

 

合格率を見るかぎり、ちょっと勉強すれば(あるいは勉強しなくても)初級のチョコレートスペシャリストの資格は誰でも取得できそうです。

チョコレート検定は国家資格や公的資格とは違ってあくまでもmeijiの民間資格。

当然meijiも営利企業なので、できるだけ間口を広げて受験やと合格者を増やしたいという意図が見られます。

 

そのため面白い資格試験を探している人や、チョコレートにちょっとでも興味がある人は気軽にチョコレート検定を受験できますし、初級であれば気軽に合格できます。

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チョコレート検定はどこで使える?

チョコレート検定の資格を持つことのメリットはいくつかあります。

一番はチョコレートを食べることがもっと楽しくなるということでしょう。

勉強を通してカカオ豆の知識やチョコレートの歴史が知れたり、美味しいチョコレートのお店を知ることができます。

 

さらにチョコレートに関する1歩踏み込んだ話ができるようになるのもメリットの一つです。

チョコレートを好きな人はとても多く、たくさんの人が普段からチョコレートを食べています。

普段気軽に食べるチョコレートだからこそ話題になることも多いです。

誰しも好きなチョコレートがあったり、新発売のチョコがあるとついつい買ってしまったり。

 

みんなチョコレートが好きということは、裏を返せば本当にチョコが好き!というのをアピールしづらいとも言えます。

そんなときにチョコレート検定の資格を持っていれば、チョコレートが好きで資格を取るほどの愛なんだと周りにアピールすることができます。

チョコの話をするとき、ちょっとした豆知識としてカカオ豆や有名なショコラティエについての話題を出して話を深めることができるでしょう。

 

何よりもチョコレート検定を持っているという事実は面白いです。

なにそれ?と聞きたくなるので友達や家族との会話や合コンでの自己アピールに使えるでしょう。

でも、履歴書に書けるかは分かりません🤗

 

チョコレート検定の専門的なメリットを挙げるなら、

例えばケーキ屋さんで働いているパテシェさんやカフェの店員さんであれば資格を仕事に活かせるでしょう。

チョコレートを扱う際の温度調節の基本だったり、カカオ豆生産国によるチョコレートの味の違いだったりといった知識を得られるので、おかし作りやチョコレート選びの幅が広がります。

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チョコレート検定の勉強方法

チョコレート検定の勉強方法は、公式テキストを覚えることです。

・チョコレートスペシャリスト(初級)

公式テキストからの出題が中心でテキストを学習すれば合格可能。

・チョコレートエキスパート(中級)

公式テキストからの出題が中心でテキストを深く学習、理解すれば合格可能。

・チョコレートプロフェッショナル(上級)

公式テキストおよび参考文献から幅広く出題される。※テイスティング問題あり

 

2019年の公式テキストは213ページあります。

内容は写真やイラストが多くて内容も面白いので公式テキストを読むことは辛くありません。

 

正味2週間もあれば読み切ることはできるでしょう。

ただし情報量が多くて全部丸暗記するのはムリ。

僕の場合、分からないことや面白い内容があるたびに検索して調べていたら1ヶ月かけても読みきれませんでした。

 

チョコレート検定勉強のコツは、

・初級と中級はテキストを読んで過去問を解くこと

・上級はとにかく色々な情報を集めること

だと思います。

 

初級と中級は基本的に公式テキストから出題されるため、テキストさえ覚えれば合格できます。何度もテキストを読んで覚えて、過去問を解いてみて問題に慣れていけば合格できるでしょう。

公式で練習問題が用意されていますが、100問すべてが公開されている過去問はありません。

過去に受験した人で問題を公開している人がいるので調べてみてもいいかもしれませんね。

 

上級は勉強するのがかなり難しいと思います。

公式テキストを読むだけだと合格できない可能性が高く、公式テキスト以外にもチョコレートに関する本を読んだり、インターネットに掲載されている情報を自分で集めて勉強する必要があります。

勉強方法が正しいかは分かりませんが、僕はチョコレート語辞典という本を読んだり、公式テキストに記載されていたショコラティエやお店を調べてサイトに載っているチョコレート情報を読んだりしていました。

[参考]

チョコレート検定公式練習問題

2016年チョコレート検定(第一回)の問題を総まとめ!!

チョコレート語辞典

 

チョコレート検定の受験料

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チョコレート検定の受験料は、2019年の試験では以下のようになっています。

・初級5200円

・中級6200円

・上級7800円

・初級・中級併願10200円

・中級・上級併願12600円

2つの級を併願するとちょっと割引になります。

初級と上級は同じ時間に試験が行われるので併願できません。

 

開催地は札幌・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の6都市。

上級の試験のみ、テイスティングがあるため東京か大阪会場でしか受験できません。

インターネットから簡単に申し込みができます。

[参考]チョコレート検定2019

 

チョコレート検定で高得点を取ると1年分のチョコがもらえる

チョコレート検定に合格すると、合格者全員にチョコレート検定合格認定証がもらえます。

さらに各級で成績上位の5人はミルクチョコレート1年分(360個)がもらえるようです。

※対象者が5人以上いた場合は抽選になるので、初級だったら100点を取ってももらえない可能性あり

 

他にも合格者限定で、有料で合格認定カードや名刺、ピンバッチなども買うことができます。

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チョコレート検定まとめ

meiji主催のチョコレート検定、チョコを食べる楽しみが広がるし話題にもなる面白い資格です。

気になった方はぜひチェックしてみてください。

受験する人は頑張りましょう🍫