【仕事辞めたい】退職代行サービスとは何だ??

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どうも、働きたくない社会人のまっちゃんです。

仕事を辞めたいけれど自分から「辞めたい」と言い出すのって勇気がいりますよね。

そんな方に向けた退職代行という新しいサービスがあるのを知っていますか?

今回は退職代行サービスとは何か?を説明していきたいと思います!

(企業案件じゃないよ)

 

退職代行サービスとは?

退職代行サービスとは、その名の通り仕事を辞めたい人を助けてくれるサービスです。

自分と会社の間で「辞める」という話を一切しなくても仕事を辞めることができます。

 

仕事を辞めるというのは非常に繊細な話です。

家庭の事情など、誰もが理解できそうな理由があるなら話しやすいかもしれません。

しかし仕事が自分に合っていないとか、人間関係の問題があるとか、「辞めたい」と言い出しにくい理由がある方もいますよね。

そんな人に向けたのが退職代行サービスなのです。

このサービスは2017年の春に出現してどんどん話題になってきています。

 

利用方法を説明します。

  1. 退職代行業者に連絡・料金の支払い
  2. 打ち合わせ
  3. 退職代行業者が会社とやり取りをする
  4. 書類のやり取りをして手続き完了

必要なことはすべて退職代行業者がやってくれるので、自分と会社でやり取りをする必要がありません。

本来だったら退職届を出したり保険証を返却したりやることは色々ありますが、退職代行サービスを使えばこのようなやり取りは全て郵送でOKなのです。

 

しかも即日対応してくれるので、極端なことを言えば明日からもう出社しなくていいということになります。

 

これだけ聞くとすごく怪しく見えますよね(笑)

でも安心してください。

きっちりの弁護士の指導を受けながら実施しているサービスなので法的な問題はクリアしています。

 

そもそも退職をすることは労働者の当然の権利です。本来は仕事を辞めれないことはありえません。

本人が直接会社と話さなければいけないなんて法律もないので、退職を代行してもらうことは何も悪くないんです。

 

料金は正社員が5万円、アルバイトは4万円が相場。

代行業者によっては10万円ほどかかるところもあるそうですが、仕事という精神的苦痛から解放されるのであれば安いと感じる人も多いのではないでしょうか?

 

どんな人が利用するの?

退職代行サービスを利用するのはこのような方々がほとんど。

・仕事を辞めたい人

・「辞めたい」ということを言い出せない人

・上司に問題がある人

・仕事を辞めさせてくれないブラック企業に勤めている人

・退職の手続きが面倒な人

 

おそらく「仕事を辞めること」に慣れている人は少ないでしょう。

多少の料金が発生するとしても、辞めるノウハウがある専門家に頼む方が効率的だと考えることもできますね。

 

 

退職代行サービスの短所は?

退職代行サービスの一番の短所周囲の理解度の低さでしょう。

話題になっているといっても、このサービスを知っている人はまだ多くありません。

 

それに加えて世間は「辞めたいなら直接言え」という性格の人が圧倒的に多いです。

脳ミソの凝り固まった経営者ほど、またブラック企業ほどこの傾向が強いのは間違いありません。

 

今までこんなサービスは存在しなかったわけですから、辞める意思は本人が伝えるべきだという主張はまぁ分かりますし、常識的に考えれば本人が会社と直接話すのが当たり前です。

辞める前に電話が掛かってくることもあるでしょう。

辞めたあとに「こんな意味不明な辞め方しやがって…」と悪口を言われることもあるでしょう。

 

このように、退職代行サービスを利用することへの理解度の低さは短所と言えます。

 

といっても気にしなくても大丈夫です。

あくまでも僕の見解ですが、会社側が辞める話をしにくい雰囲気を作ったのが問題なので辞める人は全然悪くありません。

辞める前に電話がかかってきても退職代行業者が対応してくれますし、あとで悪口を言われようと辞めた会社のことなんて気にする必要なし。

 

そう考えると退職代行サービスを利用するメリットは大きいように感じます。

 

 

もう1つの短所は、退職代行サービスを利用しても即日で辞めることはほとんどできない点です。

 

民法627条1項にはこう書いてあります。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申し入れの日から2週間を経過することによって終了する。

 

法律上、辞職を申し入れてから14日を経過しないと仕事を辞めることができません。

退職代行サービスでは「即日」と書いてあるものも多いですが、法律を見る限りこれは不可能です。

 

ただし回避方法もあります。

14日間を無理やり公休として扱ったり、労働者がもっている有給を使ったり、公に社内に伝わらないよう約束させて14日間出勤したり。

変則的かもしれませんが、こういった方法を使うことである意味「即日」辞めることができるので退職代行サービスがウソをついている訳ではないでしょう。

 

とはいっても、

・引き継ぎをしないで急に仕事を辞めたり・社内で重要なポジションにいる人が突然辞めてしまったり・大きなプロジェクトの途中で辞めたり、会社の損害が大きいケースでは損害賠償請求をされる可能性もあるようです。

この辺りも代行業者に任せておけば対応してくれますが、辞める準備タイミングは自分で考えておいた方が良さそうです。

 

最後に

僕の個人的な感想としては、退職代行サービスはもっと普及すべきだと思います。

仕事はあくまで人生の中の1要素にすぎないので、どうしても辞めたくなったらさっさと辞めた方がいいです。

 

本当に危険なのは、辞めたいのに辞めれないことでストレスが溜まりまくってしまうこと。

また職場がブラックな所だと、ありえない労働条件下で働いているのに「まだ頑張っていない」「自分が悪い」といった混乱した精神状態におちいってしまうことも。

 

別の仕事は腐るほどあります。

今よりもっと好条件の仕事も必ずあります。

生活していくためにお金は必要でしょうけれど、働くことが全てではないということを忘れないでください。

 

もちろん退職の意思は自分から会社に伝えるのが一番ですが、それが難しい人はどんどん退職代行サービスを使ってみてはいかがでしょうか?