どうも、まっちゃんです。
チョコレート検定の試験帰りに、百貨店でデメルのお店を見つけて寄ってきました!
デメルのザッハトルテ
デメル(DEMEL)とは、オーストリアのウィーンにある洋菓子店です。
1786年に創業した歴史あるお店で、オーストリア=ハンガリーの王室御用達ブランドだった経歴を持ちます。
日本では1988年にデメルジャパンが設立され、現在でも東京を中心に販売しています。
そんなデメルの代表的な商品がザッハトルテです。
チョコレートケーキの王様ザッハトルテ
ザッハトルテはオーストリアで生まれたお菓子です。
小麦粉やバターや卵などを混ぜて作った生地にチョコレートを混ぜて焼き、表面にチョコレートがコーティングされています。
ザッハトルテの特徴はアプリコットジャム。
チョコレートと生地の間にアプリコット(あんず)ジャムが塗られていて、チョコの甘さと杏の酸味を感じられます。
チョコレートケーキの王様とも呼ばれるザッハトルテですが、元々はフランツ・ザッハーさんという方が考案したお菓子で、ホテル・ザッハで販売されていました。
その後しばらくして王室御用達ブランドであったデメルがホテル・ザッハからザッハトルテの販売権を取得したことで、デメルでも販売ができるようになったという歴史があります。
ホテル・ザッハとデメルはザッハトルテの販売権をかけて裁判になり、30年ほど争うこととなりました。
そんな名残りがあり、現在ではザッハトルテの上に乗っているチョコレートが三角形であればデメルのもの、円形であればホテル・ザッハのものと区別することができるようになっています。
デメルのザッハトルテが美味しすぎる
表面にチョコレートが美しくコーティングされているこちらのチョコケーキが、デメルのザッハトルテです。
手にしっかりおさまるくらいの大きさで、大きすぎず小さすぎずちょうど良いサイズ感。
ザッハトルテを切ってみると、コーティングされているチョコレートの内側にアプリコットジャムがたっぷり塗られていて、これがとろりと溢れてきました。
デメルのザッハトルテの味は、チョコレートと砂糖の甘さが口いっぱいに広がって美味し〜〜い!!
甘さと幸福感がめちゃめちゃ強い。。。
表面にコーティングされているチョコレートは独特な食感。
ザラザラしているのに口の中でするりと溶けてたっぷりの甘さを残してくれます。
国内で製造されている上質な砂糖がチョコに練りこまれているので甘みが強く、アンズジャムは酸っぱくないのでちょっとした爽やかさと風味を演出してくれます。
ケーキ生地はバター風味で結構軽めに感じました。
パサパサ?ほろほろ?としたような食感で、口あたりも軽くて食べやすい。
口の中でチョコとうまく絡み合って、生地自体は良い意味で存在感が薄くなっています。
意外だったのは、デメルのザッハトルテの証である三角形のチョコレートの味。
思いのほかビターな味わいで苦かったです。
コーティングされているチョコが甘い分、こちらのチョコは苦くて全体のバランスが良いですね。
とにかく上品であまあまでチョコ感たっぷりでウマい!
デメルのザッハトルテを食べて幸福に
デメル(DEMLE)のザッハトルテは、税抜き500円で販売しています。
高島屋や松坂屋など、都心部の百貨店で販売していることが多いようです。
大手メーカーのチョコやコンビニスイーツなどと比べてしまうと値段が高く感じることもあるかもしれませんが、
オーストリア生まれの本物のザッハトルテがたったの500円で買えるというのは素晴らしいことだと思います。
リッチなティータイムのお供にも良いですし、どこかお出かけするときに手土産に持っていったら喜ばれること間違いなし。
本当に美味しいので、ぜひ食べてみてください。
ということで、デメルのザッハトルテは本物志向の甘いもの好きな人にオススメの一品です。
商品名 | ザッハトルテ |
---|---|
オススメ度 | ★★★★★(4.8) |
メーカー | デメル・ジャパン |
買った場所 | 百貨店 |
値段 | 500円(税抜き) |
サイズ | 直径6.5cm x 高さ2.6cm |
内容量 | 1個 |
カロリー | 気にしない |
ザッハ | ★★★★★(5.0) |