【脱水対策】経口補水液の作り方3ステップ

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本格的な夏が始まりましたが、夏が始まると気を付けたいのが、脱水症状。
みなさんも脱水症状に気を付けて水を多く飲んだりされていると思いますが、実は脱水症状に必要なのは水ではないのです。

水を多く飲んでも脱水の対策にはなりません。

むしろ水分だけを取りすぎると喉の渇きは潤いますが、血液の濃度が薄くなり、血液の濃度を調整するためにおしっこなどで体外に排出されてしまうのです。

その為、実は結局のところ体の内部は潤っていないのです。

この症状を自発的脱水といいます。

脱水に本当に必要なのは『経口補水液』なのです。

経口補水液とは、水分や塩分をより早く補給できるように成分を調整した飲み物のことです。

経口補水液はドラッグストアや薬局で市販されていますが、実は簡単3つのステップで作ることができるのです。

今回は経口補水液の作り方の手順をお伝えします。

目次

 

 

■経口補水液に必要なものをそろえる

まず最初に経口補水液に必要な材料を揃えます。

材料といっても簡単に揃えることができますので、安心してください。
もうすでにご自宅に揃っているかもしれません。

  • 水    500ml 500mlのペットボトルで作ります。
  • 砂糖   20g(大さじ2)
  • 塩    1.5g(親指と人差し指でひとつまみ程度)
  • レモン汁 レモン半個分

必要なものはたったこれだけです。

 

■水を分ける

次に水を大体8対2の割合で分けます。

これは最後に材料を混ぜ合わせる際に、少ない方の水でより確実水に溶かしてから全体的に混ぜるためです。

完全に混ざりきらないとほとんど水の部分と、味の濃い部分ができてしまいます。

 

■材料を混ぜ合わせる

先ほど8対2で分けた、少ない方の水にレモン汁、砂糖、塩を入れよく混ぜます。
この時完全に溶けるように入念にかき混ぜましょう。

完全に溶けきったら、残りの水に入れてなじませます。

以上で完成です。

出来上がった経口補水液は冷蔵庫で保管し、2〜3日以内に飲み切るようにしましょう。

 

■まとめ

このように簡単に経口補水液を作ることができるのです。

経口補水液は点滴などを行わずとも、手軽に口から補給できるので夏場の脱水対策や、熱中症対策に最適の飲料水です。

しかし最適な飲料水とはいっても、実際には薬局やドラッグストアに買いに行く手間や、毎日買っているとお金もかかってしまいます。

役割として近い存在であるポカリスエットなどはコンビニなどで売っていますが、それでも毎日買うとなると費用はかかります。

今回ご紹介した手順で、すでに自宅にあるような材料で簡単に作れるのであれば、わざわざ買いに行く必要もなく節約にもつながります。

今年の夏は是非とも手作りの経口補水液で乗り切りましょう。